1894年をルーツに、紙と文具の商いへ。
上野文具の歴史は、1894年に宇都宮で始まった上野質店までさかのぼります。
1926年には、質店と併せて上野紙店を創業。戦災を経て、1953年に前身となる有限会社上野紙店を設立し、1972年に上野文具株式会社となりました。
伝えたいのは、年数の長さに加えて、その中身です。質店から紙店へ、街の専門店から商業施設内の店舗へ。紙と筆記具から、画材、書道、ギフト、地域商品、ECへ。暮らしが変わるたびに、必要とされる役割を増やしてきたことです。
2026年にはレイクタウン店が加わり、8店舗になりました。
古い形を守り続けるよりも、受け継いだ信頼を新しい文具、新しい売場、新しい体験へ変える。「古舗は新老舗へ」という考え方が、いまの上野文具です。
※ 1894年は上野質店の創業年です。年数の表記は「1894年をルーツに持つ」で統一しています。店舗数・営業時間は公開直前に再確認します。


| 1894年12月 | 上野質店を創業(商いのルーツ) |
| 1926年3月 | 上野紙店を創業(紙・文具の商いの起点) |
| 1953年12月16日 | 有限会社上野紙店を設立(前身法人) |
| 1972年3月 | 上野文具株式会社へ社名変更 |
| 2026年 | レイクタウン店が加わり、8店舗に |

触ってみると、文具はもっと面白い。

同じ太さのペンでも、軸の重さ、握り心地、インクの流れ、紙との相性は違います。
大切にしているのは、実際に「見て、触って、納得して」選んでもらうこと。棚を眺める。試し書きをする。スタッフへ違いを聞く。知らなかった道具に出会う。
目的の商品をすぐ買える時代だからこそ、店へ足を運び、偶然の発見を楽しめることに意味があります。
とちぎ文具博では、インクの試用、筆圧測定、万年筆の診断や調整も行われてきました。「文具屋で遊んでいただきたい」という考え方が、日々の売場と体験イベントの両方に表れています。
学校の鉛筆から、一生ものの一本まで。
売場には、暮らしの場面を支える文具があります。学童文具から高級筆記具、画材、書道用品、法人向けの事務用品まで。
必要な人へ必要な専門性を届ける。それが文具専門店の役割です。

書く
鉛筆、ボールペン、万年筆、ガラスペン、インク、筆ペン。毎日の一本から、長く愛用する一本まで。
学ぶ
学習帳、定規、コンパス、絵具、学童書道、知育文具、入学用品。学びと成長を支える道具。
描く・つくる
水彩、油彩、アクリル、日本画、コミック、製図、工作用品。思い描いたものを形にする。
働く
ファイル、伝票、法令様式、印鑑、賞状、事務用品。企業・行政・学校の実務を支える。
贈る
高級筆記具、名入れ、包装、革小物、慶弔用品。文具に名前と気持ちを加える。
楽しむ
手帳、シール、レター、地域文具、教室、文具博。趣味として、文化として楽しむ。
名前を入れる。整える。贈る。


文具は、選んだ後にも相談があります。
入学する子どもの鉛筆へ、名前を金箔で入れる。贈る筆記具を包装する。会社名入りのボールペンをつくる。賞状を印刷し、作品を額へ収める。
鉛筆名入れ、ギフトラッピング、全国配送、法人向け筆記具名入れ、賞状印刷、印鑑、法令様式など。本店ではコピー、データ出力、ラミネート、カッティングシート、額装・軸装といった加工も受け付けています。
イベントでは万年筆の診断・調整を行い、FKD店では筆記具修理も受け付けています。相談しながら、使う場面に合う形へ整えられること。それも専門店の価値です。
栃木を、一本の文具に。
上野文具は、地域を題材にしたオリジナル商品をつくっています。
いちごをテーマにした万年筆「Strawberry Kingdom」。栃木や宇都宮の風景を色で表現する「Tochigi INK」「Utsunomiya INK」。栃木レザーのペンケース。日光杉の筆記具。さくら市「早乙女桜並木」の古木を生かした筆記具。地域の文化や交通をデザインした文具。
ガラスペン「満天」「大滝」は、栃木の星空や華厳の滝を着想源としています。
地域商品は、地名を印刷した記念品の、その先を目指します。色、素材、形、書き味を通じて、使うたびに栃木を思い出せる道具へ変えること。ここに、地方創生につながる役割があります。
UENO BUNGU ORIGINAL
上野文具限定「早乙女桜並木」
ボールペン・シャープペン
栃木県さくら市を代表する景観のひとつ、「早乙女桜並木」。春には多くの人が訪れるこの桜並木で、寿命を迎えた古木を大切に活用し、一本の筆記具として生まれ変わらせたのが、上野文具限定の「早乙女桜並木」ボールペン・シャープペンです。長い年月を重ねた桜の木ならではの木目や色合い、手にしたときの温もりを楽しめます。
役目を終えた木を、「書く」という新しい役割で日常へ戻す。まだ活かせるものを次へつなぐという点で、GOOD CYCLE FESの考え方と重なる一本です。自分用にはもちろん、栃木やさくら市にゆかりのある方への贈り物や記念品にも選ばれています。


| 種類 | ボールペン(インク色:黒/芯径0.7mm)、シャープペン(芯径0.5mm) |
| 価格 | 3,300円(税込)※2026年9月時点 |
| 取扱い | 上野文具全店で販売中。在庫の有無は各店舗へお問い合わせください |



文具は、使うともっと楽しい。


文具の魅力は、手に取って使ったときに分かります。書く。描く。切る。貼る。色を選ぶ。作品を完成させる。
上野文具は、無料工作教室、夏休み・冬休みの書道教室、本店の書道・日本画・絵手紙などのカルチャー教室を通じて、文具を使う場をつくってきました。
その大きな接点が「とちぎ文具博」です。2026年も、商品の販売に、ワークショップ、ペンクリニック、筆圧測定、インク体験などを組み合わせた企画が行われました。
宇都宮市の中学生職場体験「宮っ子チャレンジ」の受け入れや、作品コンクールへの協賛など、学校・行政とつながる活動も確認できます。
買う人を増やすだけでなく、使い方を知る人、つくる人、次の誰かへ教える人を増やす。そこに、文化を次へ渡す循環があります。

店舗とECを、ひとつの文具体験へ。
2026年9月時点で、栃木・群馬・埼玉に8店舗。本店の専門サービス、商業施設内の立ち寄りやすい店舗、新たに開業したレイクタウン店。売場やサービスは異なりますが、実物に触れられることが共通の強みです。
公式オンラインショップでは、ブランドや用途、名入れ、オリジナル商品などから文具を探せます。2025年にはLINE会員証へ移行し、店頭とECのポイントをつなぐ仕組みが導入されました。
店舗で出会い、ECで探し直す。SNSやLINEで教室・イベントを知り、また店舗へ行く。リアルとデジタルを行き来しながら、文具との関係が続いていきます。

受け継ぐ。出会う。つくる。次へつなぐ。
1894年から続く商いと1926年からの紙・文具の専門性を受け継ぎ、実店舗で見て、触って、試し、相談して自分に合う文具に出会う。名入れや加工、作品づくり、教室、地域商品開発を通じて文具へ自分や地域の物語を加え、贈る、教える、地域の文具を持ち帰るという形で次の世代へ楽しさを渡す。この流れが、上野文具のGOOD CYCLEです。
- 🏮① 受け継ぐ1894年からの商いと 1926年からの専門性
- 🖊️② 出会う見て・触って・試して スタッフへ相談する
- ✨③ つくる名入れ・加工・作品 地域文具へ変える
- 🎁④ 次へつなぐ贈る・教える 次の世代へ渡す



