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宇都宮市平出工業団地にあるスズテックの本社・工場

栃木県宇都宮市

GOOD CYCLE PARTNER#20

スズテックとは宇都宮・平出工業団地の農業機械メーカー

SUZUTECGOOD CYCLE FES UTSUNOMIYA 2026 パートナー

田植えの前に、
支える技術がある。

株式会社スズテックは、宇都宮市平出工業団地に本社・工場を置く農業機械メーカーです。水稲の種まきに使う播種機を中心に、苗箱の供給や積み重ねなど、育苗の作業を支える機械を開発・製造・販売しています。1946年11月に農具づくりから始まった会社の仕事を、苗箱一つを扱う動きからたどります。

01
Roots & Company

農具づくりから、農業機械の開発へ。

スズテックの始まりは、戦後間もない宇都宮での農具づくりです。鍛冶の技術を生かして、食料増産の役に立ちたい。そんな思いから、わらを切る機械の刃物や、土を耕す農具の刃先をつくり始めました。最初の拠点は、宇都宮市今泉町です。

1957年6月に「鈴木鍛工株式会社」として株式会社化。1966年8月に平出工業団地へ本社・工場を移し、1968年2月には水稲育苗用播種機を開発して、生産・販売を始めました。現在の社名「株式会社スズテック」になったのは1986年8月です。

農具の刃物から、種をまく機械へ。農作業を支える道具づくりを続けながら、園芸や畑作、清掃機器、豆苗へも事業を広げています。

展示会に出展したスズテックのブースと農業機械
展示会で、農業の現場へ向けた機械を並べる
02
Before Rice Planting

種まきの前後にも、苗箱の仕事がある。

積み重ねた苗箱を機械から取り出す作業の様子
播種後に積み重ねた苗箱を、まとめて取り出す

田植えの前には、苗を育てる準備があります。水稲用播種機は、苗を田んぼへ植える田植機とは別の、育苗箱へ種もみをまくための機械です。水やりの灌水や、種の上に土をかける覆土まで扱う機種もあります。

種まきの前後には、箱を送り、取り出し、重ね、移動する仕事もあります。苗箱の動きを追うと、種まき一つの前後にも、いくつもの工程があります。スズテックの製品を、苗箱を扱う四つの場面から見てみます。

機器の組み合わせは、苗箱、処理能力、設置場所などに合わせて確認します。

01

供給する

空の苗箱を一箱ずつ送り出し、播種機へ渡す。苗箱供給機の仕事です。

02

種をまく

種もみをまき、機種に応じて灌水や覆土も行う。播種機の中心の役割です。

03

積み重ねる

播種後の苗箱を積み上げ、まとめて取り出せるようにする。自動ハコツミ機が支えます。

04

パレットへ移す

積み重ねた苗箱をパレットへ移し、搬出する。苗箱パレット積出機の仕事です。

03
A Task Before Seeding

人工マットを入れる、一工程に向き合う。

人工マットで育苗するときには、種をまく前に、苗箱へマットを入れる作業があります。「人工マット充填機 MJ500」は、この作業を機械で支える製品です。

ロックウール育苗マットを自動で供給して苗箱へ充填し、マットは最大30枚までセットできます。マットがなくなると機械全体が止まるので、補充のタイミングも分かります。

種まきの手前で、育苗を支える大切な一工程。その手間にも、機械づくりで向き合っています。MJ500は、播種機とは別に動く独立した機械です。

人工マット充填機 MJ500の全体
人工マット充填機 MJ500
MJ500がロックウール育苗マットを苗箱へ充填する仕組み
マットを苗箱へ充填する仕組み
04
Products & Roles

六つの製品から、支える作業を見る。

公式サイトに載る六つの製品を、何の作業を支える機械かという視点で紹介します。そうして見ると、苗箱一つの動きに、いくつもの機械が関わっていることが分かります。

掲載例は、役割を伝えるための一例です。販売状況と適用条件は、公式の商品案内で確かめられます。

全自動播種機 TRK4000KSEEDING

全自動播種機 TRK4000K

床土、灌水、播種、覆土までを扱う全自動播種機。新しい播種ユニットで、種子の供給と播種の均一さを追求。灌水は播種後に組み替えることもできます。

オート播種機 HK509BMSEEDING

オート播種機 HK509BM

播種量を無段階で調節でき、うす播きから高密度播種まで対応。別売りの土入れ機を連結すると、一貫作業ができます。

苗箱供給機 SNK801SUPPLY

苗箱供給機 SNK801

スパイラル分離機構で、空の苗箱を一箱ずつ供給します。苗箱を多くストックできる「SNK801-C6」は別仕様で、収納量や機体の大きさは型ごとに異なります。

自動ハコツミ機 AH800KSTACKING

自動ハコツミ機 AH800K

苗箱の底面を持ち上げる機構で、衝撃を抑えながら積み上げます。苗箱を取り出すときの姿勢にも配慮しています。

苗箱パレット積出機 SPT800KPALLET

苗箱パレット積出機 SPT800K

積み重ねた苗箱をパレットへ移し、設定数に達するとパレットを排出。重ねたあとの搬出までを担います。

人工マット充填機 MJ500MAT

人工マット充填機 MJ500

ロックウール育苗マットを苗箱へ入れる機械。播種機とは別に動く独立機として、準備段階の作業を担います。

05
From Development to Production

部品をつくり、一台の機械に仕立てる。

農作業に使う機械の後ろには、その機械をつくる仕事があります。スズテックは、自ら開発し、生産し、販売する開発型の企業です。

宇都宮の本社工場では、鉄板の切断、プレス加工、溶接、塗装、組立・梱包までを手がけています。板状の材料から部品をつくり、組み合わせ、仕上げ、一台の機械として送り出す。自社の工場でつくった機械を、各地の農業の現場へ届けています。完成品の外観だけでは分からない工程が、宇都宮のものづくりを支えています。

社是は「堅実・先進・独創」。技術力と生産力を高めるとともに、一人ひとりの発想や工夫を、研究・開発・改善の力にしています。

工場見学に訪れたお客様に、製造の現場を案内する様子
工場見学では、製造の現場を見学できます
工場見学で会社と製品について説明する様子
工場見学での会社説明の様子
06
Beyond Rice Nurseries

育苗の技術から、ほかの農作業と食へ。

ニラ生産振興大会で機械の実演を行うスズテック
ニラ生産振興大会での実演
スズテックが栽培・販売する豆苗
スズテックが育てる豆苗

水稲育苗が中心の一方で、スズテックの製品は、花卉、畑作、トラクタ用作業機、環境関連機器にも広がっています。

「ニラ調製機 NT801」は、ニラの根本の切り揃えと結束を自動化する機械です。土や苗を扱う段階だけでなく、収穫した作物を出荷へ整える仕事にも、機械が関わっています。NT801は、栃木県の2025年度フロンティア企業の紹介でも取り上げられました。

手動式掃除機「FRT403D」は、電源不要で、ロールブラシとサイドブラシでごみやほこりを集めます。ハンドルとブラシの高さを調節でき、使う人や場所に合わせられます。

育てて届ける「豆苗」も。スズテックは、エンドウ豆の若芽である豆苗の栽培・販売も手がけ、業務用と一般向けの両方に届けています。機械だけでなく、食材を育てる事業も持つ会社です。

07
Information for Users

届けたあとも、使う人が確かめられるように。

機械を使い始めた後には、調節方法や部品、手入れについて確かめたい場面もあります。

スズテックの公式サイトには、商品カタログのほか、取扱説明書、パーツリスト、メンテナンスマニュアルの入口があります。取扱説明書は型番から検索でき、同じ製品名でも、機番や製造時期ごとの資料を用意しています。

TRK4000Kの紹介ページからは、土量、ブラシの高さ、灌水装置、播種量などの調節動画へ進めます。製品を届けたあとも、使うための情報を用意する。それもメーカーの仕事の一部です。

展示会で製品を紹介するスズテックのブース
展示会でも、製品の使い方を伝えています
08
Opening the Workplace

工場の仕事を、地域の子どもたちへ。

「宮っ子トライ」で工場を見学する子どもたちと保護者
「宮っ子トライ」での工場見学

2026年8月、スズテックは小学生向け職業体験学習「宮っ子トライ」で、工場見学を受け入れました。

子どもたちは保護者と一緒に会社説明を聞き、製品の部品加工から組立・出荷までと、豆苗の栽培から出荷までを見学しました。機械をつくる現場と、食材を育てる現場。一つの会社の中で、ものづくりと農業の両方に出会える見学です。

完成した機械や、袋に入った豆苗の、その前にある仕事。地域の企業が、身近な仕事を知る場所にもなっています。

09 / Good Cycle

宇都宮のものづくりを、農業の次の一歩へ。

スズテックには、地方創生につながる三つの役割があります。

一つ目は、宇都宮に開発・製造の仕事を持つこと。本社工場で、農業機械の部品づくりから組立までを手がけています。

二つ目は、農作業の一つひとつを支えること。苗箱を送る、積み重ねる、マットを入れる。製品ごとに、向き合う作業がはっきりしています。

三つ目は、その仕事を地域の子どもたちへ伝えること。工場見学を通じて、ものづくりと農業の現場を開いています。

食卓から苗づくりへ、そして宇都宮のものづくりへ。食と地域の仕事がつながる入口です。

  1. 01
    知る田植えの前にある育苗と、そこで使われる機械の役割を知る。
  2. 02
    工夫する苗箱を扱う動きから、機械の設計に込めた工夫を見る。
  3. 03
    支える開発・製造・販売・情報提供が、農作業を支える関係をたどる。
  4. 04
    伝える工場見学の記録から、地域で仕事に出会う機会を知る。

10 / Message

農業機械をつくる会社からの、ことば。

株式会社スズテック 代表取締役 鈴木 直人

株式会社スズテック
代表取締役 鈴木 直人

スズテックは1946年、宇都宮で農具の刃物づくりから始まりました。いまは水稲の種まきを中心に、苗箱を送る、積み重ねる、マットを入れるといった育苗の作業を支える機械を、宇都宮の工場で開発・製造しています。

田植えの前には、多くの手間があります。その一つひとつを機械で支え、使う方が安心して作業できるよう、説明書や部品の情報まで届けることを大切にしています。豆苗の栽培や工場見学の受け入れも、地域とつながる大切な仕事です。

GOOD CYCLE FESをきっかけに、宇都宮のものづくりと農業のつながりを、身近に感じていただけたらうれしいです。

株式会社スズテック代表取締役 鈴木 直人

11 / FAQ

よくあるご質問

スズテックは、どのような会社ですか。

宇都宮市に本社・工場を置く農業機械メーカーです。水稲育苗用播種機を中心に、苗箱の供給や積み重ねなどを支える機器を開発・製造・販売しています。

スズテックは、いつ創業しましたか。

1946年11月、宇都宮で農業用刃物の生産・販売から始まりました。1968年2月には、水稲育苗用播種機の生産・販売を始めています。

播種機と田植機は、違うものですか。

水稲用播種機は、育苗箱へ種もみをまく機械です。育った苗を田んぼへ植える田植機とは、役割が異なります。

人工マット充填機は、播種機とつなげられますか。

MJ500は、播種機とは別に動く独立した機械です。

紹介された機器は、どれでも組み合わせられますか。

苗箱の形状、処理能力、接続する機種などによって条件が異なります。六つの製品は、それぞれの役割を伝えるための紹介です。

取扱説明書は、どこで見られますか。

公式サイトに型番検索と機種別の資料一覧があります。

豆苗も、スズテックの商品ですか。

はい。スズテックは豆苗の栽培・販売も行っています。商品や購入については、公式サイトの豆苗のページをご覧ください。

工場を見学できますか。

紹介しているのは、2026年8月の「宮っ子トライ」での見学事例です。

製品の価格や納期を知りたいときは。

検討している型式や用途を整理し、メーカーまたは取り扱う販売店へお問い合わせください。

12 / Information

スズテック会社情報

会社名株式会社スズテック
代表者代表取締役 鈴木 直人
本社〒321-0905 栃木県宇都宮市平出工業団地44-3(Googleマップ)
電話:028-664-1111(2026年12月1日から受付時間が変わります。くわしくは公式のお知らせで発信)
創業・設立1946年11月 創業/1957年6月 株式会社化(1986年8月から現社名)
主な事業農業機械(水稲育苗・花卉・畑作・トラクタ用作業機・環境関連機器)の開発・製造・販売/豆苗の栽培・販売
店舗・拠点本社・工場(宇都宮市平出工業団地)
公式サイトhttps://www.suzutec.co.jp/

一台の機械から、農業を支える仕事を知る。

製品、取扱説明書、会社の情報は、スズテック公式サイトでご覧いただけます。

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