被災地へ届けたパンを、捨てなければならなかった。
1995年、阪神・淡路大震災。パン・アキモトは被災地へ2,000食以上の焼きたてのパンを届けました。しかし、混乱の中で配りきれず、届けたパンの半分以上は、食べられる前に傷んでしまいました。
「柔らかいまま、長く保存できるパンはつくれないか」。この経験から約1年の試行錯誤が始まり、パンの缶詰が誕生しました。焼きたてのおいしさをそのまま缶に閉じ込め、長期保存を実現した発明です。缶詰パンは2009年、スペースシャトルにも搭載されました。
1947年の創業以来、那須塩原の地でパンを焼き続けてきた町のパン屋の技術が、災害から人を守る備えへと形を変えました。
| 1947年 | 秋元パン店として創業(栃木県那須塩原市) |
| 1995年 | 阪神・淡路大震災を機に、パンの缶詰の開発に着手 |
| 1996年 | パンの缶詰を実用化 |
| 2009年 | パンの缶詰がスペースシャトルに搭載。9月9日、救缶鳥プロジェクト始動 |
| 2014年 | 直営店「石窯パン工房きらむぎ」開業 |
| 2016年 | 9月9日が「救缶鳥の日」に認定 |
| 2022年 | 本社工場を新設 |
| 2024年〜 | 能登半島地震の被災地支援を継続実施 |
| 2026年 | 令和8年熊本地震の被災地支援を実施 |