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ハーブとドライトマトをまとった丸いフレッシュチーズを切り分け、木の台に置いた様子

栃木県大田原市

GOOD CYCLE PARTNER#41

大田原チーズステーションとはミルクが集まった場所から、土地の味が旅立つ。

Otawara Cheese StationGOOD CYCLE FES UTSUNOMIYA 2026 パートナー

ミルクの記憶から、
チーズが旅立つ。

那須地域の生乳と、20年以上のチーズづくりの経験。大田原の工房から、日々の食卓へナチュラルチーズを届けています。かつて地域のミルクを集めていた場所に、チーズをつくり、送り出す工房が生まれました。味わいや食べ方の異なるチーズを入口に、作り手の仕事、その土地の記憶、これからのミルクづくりをたどります。

01
About

那須のミルクを、大田原の味に。

木のテーブルで、小鍋のチーズを高く持ち上げ、糸のように伸ばして笑う男性
とろりと伸びるアリゴ。加熱する料理に向くチーズから

栃木県大田原市中田原にある大田原チーズステーションは、ナチュラルチーズとソフトクリームを製造・販売する工房です。2024年3月15日に店舗を開き、工房での直売とオンライン販売を通じて、土地のミルクを生かした味を届けています。

工房を支えるのは、代表の髙橋雄幸さんとゆかりさん夫妻。20年以上にわたり、国内の先進地や本場のドイツ、イタリアで学びながら、チーズづくりに向き合ってきました。店舗を開いてからの日々と、作り手が重ねてきた経験。その二つが、この工房の出発点にあります。

大切にしているのは、土地のミルクから独自の味を育て、その味を通して地域の魅力を届けること。フレッシュな酸味、熟成による変化、温かい料理との相性。チーズごとの個性から、大田原を知るきっかけが広がります。

02
History

ミルクの拠点を、チーズの始発駅へ。

青空の下に建つ2階建ての建物。1階の中央に木の板張りの入口がある工房の外観
酪農組合の施設だった建物を改修した、現在の工房

工房の名前には、建物が担ってきた仕事の記憶が込められています。この場所は、かつて酪農組合の事務所であり、地域の生乳を集めて冷やす「クーラーステーション」でもありました。作り手たちはその建物を借り、チーズ工房へと改修しました。

地域で親しまれていた「CS」という呼び名を残し、チーズがここから出発する場所にしたい。開業前の活動報告には、そんな思いがつづられています。ミルクを受け取る拠点から、チーズをつくって送り出す拠点へ。以前の用途と新しい仕事が、店名の中でつながっています。

新しく始める仕事のために、土地に残る場所を使い継ぐ。その歩みを知ると、店の看板や建物も、商品の背景を伝えるものに見えてきます。ここで選ぶ一つのチーズには、原料や製法に加えて、大田原の酪農と関わってきた場所の物語があります。

03
Cheese & Milk

五つのチーズと、もう一つのミルクの楽しみ。

公式オンラインショップに並ぶチーズは、「大田原」「昌」「小滝」「飛雲」「ブルスケッタ」の5種類。まずは、どんな場面で食べたいかを思い浮かべながら選んでみてください。

店頭では、チーズに加えてソフトクリームも味わえます。価格、内容量、販売状況は商品ごとに変わるため、購入時に公式の商品案内をご確認ください。

チーズとギフトの商品一覧を見る →

黒い器の上に置かれた、白い表皮の丸いチーズ
酸凝固タイプのチーズ「昌」
WASHED

大田原

塩水で表面を洗いながら熟成させるウォッシュタイプ。穏やかな香りと塩味が特徴。おつまみに、グラタンやトーストにも。

ACID CURD

昌(しょう)

酸凝固タイプ。若い時期の爽やかな酸味から、熟成とともにコクやとろみが増していく変化を楽しめる。

TOMME FRESH

小滝

トムフレッシュタイプ。ピザやリゾット、チーズトーストなど、加熱する料理に。じゃがいもと合わせるアリゴも。

FROMAGE FRAIS

飛雲(ひうん)

フロマージュフレ。爽やかな酸味とミルクの風味を、蜂蜜やジャム、グラノーラと合わせて朝食やデザートに。

FRESH

ブルスケッタ

ハーブミックスとドライトマトをまとったフレッシュチーズ。ガーリックやバジルの香りを、パンとともに。

SOFT SERVE

ソフトクリーム

工房で製造・販売するソフトクリーム。ミルクを違う形で味わう、店頭の入口。提供日は最新の案内で確かめて。

04
Craft

つくり分け、手をかけ、それぞれの味へ。

工房の仕事を知ると、チーズの選び方も少し変わります。原料から食べ方まで、四つの視点で見てみましょう。

製造の現場では、2025年3月に乳製品製造業として「とちぎHACCP」の認証を取得しました。日々の仕事を支える衛生管理の取り組みとして、栃木県の認証施設の一覧にも名前が並んでいます。

MILK

ミルクを生かす

那須高原でとれた生乳を使い、原材料欄には「生乳(栃木県産)」と表記。地域のミルクを、工房の技術でそれぞれのチーズに仕立てる。

TYPE

種類に合わせてつくる

塩水で洗う「大田原」、酸味や食感の変化を楽しむ「昌」、料理に使う「小滝」。製法や食べ方は、種類ごとにさまざま。

AGING

熟成を見守る

「大田原」や「昌」は、熟成で生まれる味わいも魅力。注文が集中した時期には、熟成が仕上がった商品から順に発送してきた。

TABLE

食べ方まで届ける

商品と一緒に、家庭での食べ方も発信する。何と合わせ、どんな一皿にするか。その楽しみ方までが、工房と食卓を結ぶ。

05
At the Table

チーズの楽しみを、いつもの食卓へ。

「どう食べたらいいのだろう」。ナチュラルチーズを選ぶときの迷いに、工房は具体的な料理で答えています。

例えば「小滝」なら、マッシュポテトと合わせるアリゴ。工房のレシピでは、小滝1に対してマッシュポテト2の割合が目安です。なめらかなポテトに細かく切ったチーズを加え、弱火で混ぜて仕上げます。パンやゆでた野菜など、合わせるものを考える楽しみもあります。

「大田原」は、グラタンや焼きカレー、トーストに。「飛雲」は、朝のグラノーラやジャムと合わせたり、デザートに使ったり。「昌」は食感の変化を味わい、「ブルスケッタ」はパンとともに香りを楽しむ。それぞれの個性を、普段の献立に取り入れられます。

はじめは、食べたい料理を一つ決めてからチーズを選ぶ方法もあります。加熱する料理に使いたいのか、朝食に添えたいのか、そのまま味わいたいのか。自分の食卓を思い浮かべると、5種類の違いが身近になります。

小滝のアリゴの作り方を見る →

白い楕円の皿に、ルッコラと生ハム、柿、角切りのチーズを盛り合わせたサラダ
チーズを角切りにして、季節のサラダに
06
Recognition

一つひとつのチーズに、積み重なる評価。

黒い器に置かれた、オレンジ色の表皮をもつ三角形のチーズ
ウォッシュタイプのチーズ「大田原」

工房のチーズは、商品ごとに異なる場で評価を受けてきました。「昌」は「buyer’s room 2024〈11月の部〉」で審査員特別賞を受賞。チーズの専門大会とは別の、商品の魅力を審査する場での実績です。

2025年には、フランスで開かれた「Mondial du Fromage 2025」の乳製品コンテストで、「大田原」が金賞に。「JAPAN CHEESE AWARDS 2026」では、「フレッシュチーズ(ブルスケッタ)」がフレッシュ/バラエティ部門の銀賞、「大田原」がソフト/ウォッシュ部門の銅賞を受けました。

同じ2025年には、「昌」が国際線ファーストクラスの機内食に採用されたことを、工房が発表しています。受賞と採用は、それぞれのチーズが知られる機会になってきた歩みです。

実績を知ったうえで、味や食べ方から自分の好みを探す。賞の名前とともに、手元の一品がどんなチーズなのかにも目を向けると、選ぶ楽しみが深まります。

工房からのお知らせを見る →

07
Future

自家産ミルクへ、地域の資源を生かす構想。

これからのチーズづくりを知るうえで、いまの生乳の調達と将来の計画は大切なポイントです。2026年7月時点では、酪農組合から購入した生乳で、チーズとソフトクリームを製造・販売。そのうえで、自家産生乳を使った製造・販売も計画しています。

工房が描くのは、牛や山羊を育てるところから味に関わること。酒蔵の酒粕、ビール粕、米農家の米ぬかなど、那須地域の副産物を飼料として生かす考えも掲げています。地域で生まれるものと、ミルクを生み出す仕事との関係を見つめる構想です。

自家産生乳を使う製造の開始時期は、今後の公式の案内を待つ段階です。いま届けられるチーズを楽しみながら、作り手が次に何を目指すのかを知る。そうした関わり方も、この工房の発信を追う楽しみになります。

ミルクと工房の考え方を読む →

08
Visit & Shop

工房でも、自宅でも。大田原の味に出会う。

店舗は大田原市中田原1901にあります。直接訪れる際は、営業日と営業時間、その日に買いたい商品の販売状況を、公式Instagramなどの最新の案内で確かめてください。

遠方からは、公式オンラインショップが入口です。チーズは冷蔵便で届き、送料は地域ごとに異なります。クール便が届かない地域へは発送できない場合があるため、届け先に不安があるときは、注文前に工房へ相談できます。

ギフトセットA2026は、「大田原」「飛雲」「昌」「小滝」の4種類を詰め合わせたセット。贈る相手の食卓を思い浮かべながら選べる一箱です。構成や包装、のし、在庫、届く時期は、その都度の商品案内でご確認ください。

熟成や在庫の状態によって、発送までの時間が変わることもあります。使う日が決まっている贈り物は、先に発送予定を確かめると選びやすくなります。

冷蔵配送・送料の案内を見る →

丸い透明の容器に入った、赤いドライトマトとハーブをまとったチーズ
容器に入った「ブルスケッタ」。冷蔵便で届く

09 / GOOD CYCLE

ミルクと手仕事を、地域の次の価値へ。

大田原チーズステーションの取り組みには、ミルク、場所、作り手の経験を、食卓との接点に変える四つの役割があります。

一つ目は、地域のミルクに価値を重ねること。那須地域の生乳を、種類ごとに味わいの異なるチーズへ。原料を生産する仕事と、加工する技術、味わう人をつなぐ入口になります。

二つ目は、場所の記憶を使い継ぐこと。生乳を集めていた施設を工房へと改修し、その呼び名を屋号に受け継ぐ。土地に残る場所を、いまの仕事とともに知ることができます。

三つ目は、地域の味を日々の食卓へ届けること。直売、オンライン販売、ギフト、食べ方の発信を通じて、大田原の味に触れる機会をつくる。訪れた後も、自宅の食卓で関わりを続けられます。

四つ目は、地域の資源を生かす未来を描くこと。自家産生乳を使う製造や、副産物を飼料に生かす考えは、これからの展開を知る手がかり。食べる、贈る、訪ねる、つくり方を知る。一人ひとりの身近な行動から、土地と仕事のつながりが見えてきます。

  1. 01
    重ねる地域のミルクに、価値を。
  2. 02
    使い継ぐ場所の記憶を、いまの仕事へ。
  3. 03
    届ける地域の味を、日々の食卓へ。
  4. 04
    描く地域の資源を生かす未来を。

10 / Message

大田原チーズステーションの、ことば。

大田原チーズステーション代表の髙橋雄幸さん

大田原チーズステーション
代表 髙橋雄幸

この土地のミルクで、この土地にしかない味をつくること。

大田原チーズステーションが掲げる言葉です。良いチーズづくりの原点は、良いミルクづくりにある。牛や山羊を育てるところから自分たちの味を届けたいという思いから、この工房は生まれました。賞や肩書きよりも大切にしたいのは、その味を通して地域の魅力を届けること。那須地域という土地だからこそ生まれる味を目指して、酪農と地域、そして未来をつなぐチーズを届けています。

大田原チーズステーション代表 髙橋雄幸

11 / FAQ

よくあるご質問

どのような商品がありますか?

「大田原」「昌」「小滝」「飛雲」「ブルスケッタ」の5種類のチーズと、店頭のソフトクリームがあります。ギフトもあります。その日に買える商品は、販売状況をご確認ください。

自家牧場のミルクを使っていますか?

2026年7月時点では、酪農組合から購入した生乳を使っています。自家産生乳を使う製造・販売も計画中です。その後の進展は、公式のお知らせでご確認ください。

初めてなら、どう選ぶとよいですか?

加熱料理なら「小滝」、朝食や甘味なら「飛雲」など、食べたい場面から選べます。原材料やアレルギーに関わる情報は、購入する商品の表示をご確認ください。

保存方法や食べる期限は?

チーズは冷蔵10℃以下での保存が目安です。賞味期限は種類によって異なるため、届いた商品の表示に従ってください。開封後の扱いに迷ったら、工房の案内をご確認ください。

オンラインで取り寄せられますか?

公式オンラインショップから購入でき、チーズは冷蔵便で届きます。送料は地域別です。配送できる地域、在庫、発送予定は、注文前にご確認ください。

店舗の営業日はどこで確認できますか?

公式Instagramなどの最新の案内をご確認ください。所在地は大田原市中田原1901です。目当ての商品やソフトクリームの販売状況も、訪問前に確かめると安心です。

工房見学やチーズづくりを体験できますか?

工房見学は、衛生管理の観点から、基本的には実施していません。チーズづくりの体験ができるかどうかは、工房へお問い合わせください。

GOOD CYCLE FESでは何を楽しめますか?

12月13日(日)に、会場のブース10でチーズを販売する予定です。販売する商品などの詳しい内容は、決まり次第GOOD CYCLE FES公式の案内でお知らせします。

12 / Information

大田原チーズステーション工房の情報

名称大田原チーズステーション
代表代表 髙橋雄幸
所在地栃木県大田原市中田原1901
開業2024年3月15日
主な事業ナチュラルチーズ(大田原・昌・小滝・飛雲・ブルスケッタ)とソフトクリームの製造・販売/直売・オンライン販売
主な受賞Mondial du Fromage 2025 乳製品コンテスト 金賞(大田原)/JAPAN CHEESE AWARDS 2026 銀賞(ブルスケッタ)・銅賞(大田原)ほか
営業日公式Instagramで確認する
公式サイトfujiyamacheese.stores.jp

知る、選ぶ、訪ねる。チーズの入口へ。

商品と購入の条件は公式オンラインショップ、営業日や日々のお知らせは公式Instagramで確かめられます。

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