空間は、隠れた下地から始まる。
完成した部屋を見たとき、目に入るのは壁紙の色や床の表情です。その内側にある骨組みや、仕上げの前に整えられた下地まで見る機会は、限られています。
小西屋の仕事は、その両方に関わります。軽量鉄骨を使って天井や壁の下地を組み、石膏ボードを張る。継ぎ目をパテで整え、クロスや塗装などの仕上げへ進む。床は、既存の状態と施工内容に応じて材料を張り替えます。
軽量鉄骨による下地は、LGSと呼ばれます。壁紙を貼る面だけでなく、その面をつくるところから内装に関わる。これが小西屋の施工領域です。
「見えなくなる仕事」と「人が目にし、触れる仕上げ」。完成した空間だけでは見えにくい二つの仕事を、工程から見ていきます。


骨組みをつくり、表面を整える。


天井の下地から、ボードへ
天井は、つりボルトや野縁受け、野縁を組んで骨組みをつくるところから始まります。必要に応じて断熱材を入れ、石膏ボードを張り、継ぎ目をパテで処理してから、クロスや塗装で仕上げます。
間仕切りは、壁の内側から
壁をつくる間仕切り工事では、床と天井にランナーを固定し、縦方向の部材であるスタッドを組みます。必要に応じてグラスウールやロックウールなどの吸音材を入れ、石膏ボードを張り、継ぎ目と表面を整えていきます。
使う材料や仕上げは、施工内容によって変わります。
※ 写真は、それぞれ別の現場の工程例です。
骨組みが見える状態 → ボードで面ができる状態 → 表面を仕上げた状態。
この変化を追うと、完成後には隠れる工程が、最後の見え方へどうつながるかが分かります。小西屋が担うのは、下地から仕上げまでの一連の仕事です。

天井、壁、クロス、床。その先にいる人へ。
小西屋の仕事を、四つの施工分野と、工事の規模、人材育成という六つの視点から紹介します。


天井をつくる
軽量鉄骨で下地を組み、石膏ボードを施工する仕事。完成すると隠れる天井の内側から、その形をつくります。
壁を立ち上げる
ランナーとスタッドによる骨組みから、ボード、表面の仕上げへ。間仕切りの内部と表面の両方に関わります。
壁紙を張り替える
既存のクロスを取り除き、下地を確認し、必要に応じて補修してから新しい仕上げへ。表面を変える前の仕事も含みます。
足元を整える
タイルカーペット、塩ビシート、フローリングなど。既存材の上に施工する方法と、撤去して張り替える方法があります。
規模の異なる工事に向き合う
大規模な工事から小さな修繕まで対応します。工事の内容や条件は、お問い合わせ窓口へご相談ください。
つくる人を育てる
未経験から技術を身につける人材の育成も、小西屋の強みです。どの工事をするかだけでなく、その技術を誰が受け継ぐかにも向き合っています。
1983年から、仕事を次の世代へ。
小西屋の創立は、1983年4月。宇都宮を拠点に内装仕上げ工事を手がけてきました。
現在の代表、秋山大介さんは、先代である父の急逝をきっかけに他業界から建設業へ入り、分からないことが多い状態から事業を引き継ぎました。
会社を受け継ぐことと、施工の技術を受け継ぐこと。小西屋を知るうえでは、創立した年月だけでなく、仕事を続ける人をどう育てるかという現在の姿勢が、大切な手がかりになります。
掲げる目標は「100年続く企業」。1983年からの歩みを土台に、次世代を育てながら仕事を先へつないでいく、これからの目標です。
未経験から、技術を身につける。
「会社の財産は人」。小西屋はそう考え、未経験から技術者へ育った社員を自社の強みとしています。入社したときに経験がなくても、現場で先輩と一緒に手を動かしながら、少しずつできることを増やしていく。それがこの会社の育て方です。
社内研修と外部研修、業務に関係する資格取得費用の会社負担、現場職に必要な道具類の貸与。経験者を迎えるだけでなく、仕事を覚える入口を会社が用意しています。
施工の仕事には、材料を扱い、下地を組み、ボードや仕上げを施工する役割があります。そのほかに、施工管理や積算見積もりの仕事もあります。現場の手元だけでなく、工事を進めるためのさまざまな役割があります。
動画で見る、小西屋の仕事
採用ページ(engage)で公開されている紹介動画です。外部サイトが開きます。
RECRUIT
一緒に働く仲間を募集しています
未経験からでも、研修と資格取得の支援で技術を身につけられます。施工、施工管理、積算・見積など、募集している職種と条件は採用ページをご覧ください。見学や相談だけでも歓迎です。
- No.1
現場で空間をつくる施工
軽量鉄骨の下地、ボード、クロスや床の仕上げ。先輩と現場に入り、道具の使い方から一つずつ覚えていきます。
- No.2
工事を段取りする施工管理
工程、安全、品質を管理し、職人や協力会社と現場を進める役割。図面と現場の両方を見る仕事です。
- No.3
工事を数字にする積算・見積
図面から材料と手間を拾い、見積もりをつくる仕事。工事の内容を、依頼する人に分かる形へ整えます。
教室の壁を、来たくなる場所に。


2026年6月8日、栃木県立馬頭高等学校で。小西屋は昨年に続き、馬頭高校(普通科)で職業体験を行いました。担当したのは「クロス工事」。教材のボードに代えて、学校の進路資料室の壁面そのものを使って施工しました。
養生をして、古い壁面を整え、クロスを貼っていく。生徒が脚立に上がり、職人と並んで天井際までクロスを押さえます。自分の手で貼った面が、そのまま教室の壁として残る体験です。
施工前と施工後の変化に、生徒たちは驚いていました。目指したのは、進路資料室が「来たくなる教室」になること。完成後も生徒が毎日使う場所だからこそ、仕上げの丁寧さがそのまま学校の風景になります。
この様子は、2026年7月12日の下野新聞でも紹介されました。完成した部屋を見るだけでは分からない内装の仕事を、若い世代が手を動かして知る接点です。
品質と安全に向き合う、会社の土台。
小西屋は「謙虚な姿勢」「素直な仕事」「最高品質の追求」をVALUEとして掲げています。下地から仕上げまで、品質に向き合う姿勢を表す言葉です。その仕事を続けるための、会社としての取り組みも重ねています。
計画を社内で共有
2025年4月23日、43期・2025年度の中期経営計画社内発表会を実施。成長目標を社内で共有しました。
健康経営優良法人に認定
健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)に認定。働く人と会社のあり方に関わる、2026年の取り組みの一つです。
安全分野で表彰
栃木地区の協力会社災害防止協議会会長表彰を受領。安全衛生管理の徹底も、会社の取り組みとして掲げています。
情報管理の方針を制定
2026年7月30日に情報セキュリティ基本方針を制定し、SECURITY ACTIONを宣言。仕事で扱う情報と組織の管理にも向き合っています。


