
見えなくなる仕事が、
毎日の空間を支えている。
小西屋とは
宇都宮の内装仕上げ工事会社
天井の奥にある骨組み。壁の中に隠れる下地。そして、人の目に触れるクロスや、毎日歩く床。栃木県宇都宮市下平出町を拠点とする小西屋は、天井・間仕切り・クロス・床などの内装仕上げ工事を手がける会社です。1983年4月に創立し、完成後には見えなくなる部分から、最後の仕上げまでを扱っています。その仕事を続けていくために、未経験から技術を身につける人を育て、地域の高校では職業体験も行っています。空間ができるまでの工程と、技術を次へ渡す取り組みをたどります。
1983年4月に創立した内装仕上げ工事会社
軽量鉄骨と石膏ボードによる天井・間仕切り
クロスや床まで、空間を整える仕事
未経験者の育成と、地域での職業体験

空間は、見えない下地から始まる。
📑 この特集の目次(タップで開く)
完成した部屋を見たとき、目に入るのは壁紙の色や床の表情です。その内側にある骨組みや、仕上げの前に整えられた下地まで見る機会は、多くありません。
小西屋の仕事は、その両方に関わります。軽量鉄骨を使って天井や壁の下地を組み、石膏ボードを張る。継ぎ目をパテで整え、クロスや塗装などの仕上げへ進む。床は、既存の状態と施工内容に応じて材料を張り替えます。
軽量鉄骨による下地は、LGSと呼ばれます。壁紙を貼る面だけでなく、その面をつくるところから内装に関わる。これが小西屋の施工領域です。
「見えなくなる仕事」と「人が目にし、触れる仕上げ」。完成した空間だけでは見えにくい二つの仕事を、工程から見ていきます。


骨組みをつくり、表面を整える。
天井の下地から、ボードへ
天井は、つりボルトや野縁受け、野縁を組んで骨組みをつくるところから始まります。必要に応じて断熱材を入れ、石膏ボードを張り、継ぎ目をパテで処理してから、クロスや塗装で仕上げます。
間仕切りは、壁の内側から
壁をつくる間仕切り工事では、床と天井にランナーを固定し、縦方向の部材であるスタッドを組みます。必要に応じてグラスウールやロックウールなどの吸音材を入れ、石膏ボードを張り、継ぎ目と表面を整えていきます。
使う材料や仕上げは、施工内容によって変わります。
01 骨組み
02 ボード
03 仕上げ※ 写真は、それぞれ別の現場の工程例です。同じ現場の前後比較ではありません。
骨組みが見える状態 → ボードで面ができる状態 → 表面を仕上げた状態。
この変化を追うと、完成後には隠れる工程が、最後の見え方へどうつながるかが分かります。小西屋が担うのは、下地から仕上げまでの一連の仕事です。
天井、壁、クロス、床。その先にいる人へ。
小西屋の仕事を、四つの施工分野と、工事の規模、人材育成という六つの視点から紹介します。
天井をつくる
軽量鉄骨で下地を組み、石膏ボードを施工する仕事。完成すると隠れる天井の内側から、その形をつくります。
壁を立ち上げる
ランナーとスタッドによる骨組みから、ボード、表面の仕上げへ。間仕切りの内部と表面の両方に関わります。
壁紙を張り替える
既存のクロスを取り除き、下地を確認し、必要に応じて補修してから新しい仕上げへ。表面を変える前の仕事も含みます。
足元を整える
タイルカーペット、塩ビシート、フローリングなど。既存材の上に施工する方法と、撤去して張り替える方法があります。
規模の異なる工事に向き合う
大規模な工事から小さな修繕まで対応します。工事の内容や条件は、お問い合わせ窓口へご相談ください。
つくる人を育てる
未経験から技術を身につける人材の育成も、小西屋の強みです。どの工事をするかだけでなく、その技術を誰が受け継ぐかにも向き合っています。


1983年から、仕事を次の世代へ。
小西屋の創立は、1983年4月。宇都宮を拠点に内装仕上げ工事を手がけてきました。
現在の代表、秋山大介さんは、先代である父の急逝をきっかけに他業界から建設業へ入り、分からないことが多い状態から事業を引き継ぎました。
会社を受け継ぐことと、施工の技術を受け継ぐこと。小西屋を知るうえでは、創立した年月だけでなく、仕事を続ける人をどう育てるかという現在の姿勢が欠かせません。
掲げる目標は「100年続く企業」。1983年からの歩みを土台に、次世代を育てながら仕事を先へつないでいく、これからの目標です。
未経験から、技術を身につける。
「会社の財産は人」。小西屋はそう考え、未経験から技術者へ育った社員を自社の強みとしています。入社したときに経験がなくても、現場で先輩と一緒に手を動かしながら、少しずつできることを増やしていく。それがこの会社の育て方です。
社内研修と外部研修、業務に関係する資格取得費用の会社負担、現場職に必要な道具類の貸与。経験者を迎えるだけでなく、仕事を覚える入口を会社が用意しています。
施工の仕事には、材料を扱い、下地を組み、ボードや仕上げを施工する役割があります。そのほかに、施工管理や積算見積もりの仕事もあります。現場の手元だけでなく、工事を進めるためのさまざまな役割があります。
現場で空間をつくる
軽量鉄骨の下地、ボード、クロスや床の仕上げ。先輩と現場に入り、道具の使い方から一つずつ覚えていきます。
工事を段取りする
工程、安全、品質を管理し、職人や協力会社と現場を進める役割。図面と現場の両方を見る仕事です。
工事を数字にする
図面から材料と手間を拾い、見積もりをつくる仕事。工事の内容を、依頼する人に分かる形へ整えます。
動画で見る、小西屋の仕事
採用ページ(engage)で公開されている紹介動画です。外部サイトが開きます。
一緒に働く仲間を募集しています
未経験からでも、研修と資格取得の支援で技術を身につけられます。施工、施工管理、積算・見積など、募集している職種と条件は採用ページをご覧ください。見学や相談だけでも歓迎です。
採用情報を見る教室の壁を、来たくなる場所に。
2026年6月8日、栃木県立馬頭高等学校で。小西屋は昨年に続き、馬頭高校(普通科)で職業体験を行いました。担当したのは「クロス工事」。教材のボードではなく、学校の進路資料室の壁面そのものを使って施工しました。
養生をして、古い壁面を整え、クロスを貼っていく。生徒が脚立に上がり、職人と並んで天井際までクロスを押さえます。自分の手で貼った面が、そのまま教室の壁として残る体験です。
施工前と施工後の変化に、生徒たちは驚いていました。目指したのは、進路資料室が「来たくなる教室」になること。完成後も生徒が毎日使う場所だからこそ、仕上げの丁寧さがそのまま学校の風景になります。
この様子は、2026年7月12日の下野新聞でも紹介されました。完成した部屋を見るだけでは分からない内装の仕事を、若い世代が手を動かして知る接点です。


品質と安全に向き合う、会社の土台。
小西屋は「謙虚な姿勢」「素直な仕事」「最高品質の追求」をVALUEとして掲げています。下地から仕上げまで、品質に向き合う姿勢を表す言葉です。その仕事を続けるための、会社としての取り組みも重ねています。
計画を社内で共有
2025年4月23日、43期・2025年度の中期経営計画社内発表会を実施。成長目標を社内で共有しました。
健康経営優良法人に認定
健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)に認定。働く人と会社のあり方に関わる、2026年の取り組みの一つです。
安全分野で表彰
栃木地区の協力会社災害防止協議会会長表彰を受領。安全衛生管理の徹底も、会社の取り組みとして掲げています。
情報管理の方針を制定
2026年7月30日に情報セキュリティ基本方針を制定し、SECURITY ACTIONを宣言。仕事で扱う情報と組織の管理にも向き合っています。
技術の外にも、地域との接点を。
高校での職業体験のほかにも、小西屋は地域の学びや文化、福祉、環境と接点を持っています。
2025年には、学校へニュース教材を寄贈。同年10月には、地域のスポーツ観戦招待企画に協賛企業として参加し、観戦の機会づくりに関わりました。
同年11月には、日光杉並木街道保護基金への寄付で感謝状を受領。私募債の発行に伴う寄付は、地域紙でも取り上げられました。
施工の仕事だけでなく、学ぶ機会や地域の活動にも関わる。廃棄物削減やリサイクルの推進も、会社の方針として掲げています。内装の施工、若い世代への仕事の紹介、地域活動への関わり。それぞれが小西屋の仕事の一部です。
仕事をつくり、人を育て、地域へ伝える。
小西屋の仕事と地域活動には、地方創生につながる三つの役割があります。
一つ目は、地域で使われる空間を、内装の技術から支えること。天井や壁の下地から、クロスや床、小さな修繕まで。完成した空間の裏側にある仕事を知ることは、地域の企業が担う役割を知る入口になります。
二つ目は、技術を担う人が育つ入口をつくること。未経験者の育成や研修、資格取得支援は、仕事を次の人へ受け渡すための基盤です。
三つ目は、仕事の中身を、地域の若い世代へ開くこと。高校でクロスを貼り、その仕上がりが建物の中でどう見えるかを伝える体験は、身近な空間と職業を結びつけます。
つくる
下地から仕上げまで、空間づくりの工程を担う。
育てる
未経験から学ぶ人を、研修や資格取得支援で支える。
伝える
高校での職業体験を通じ、手を動かして仕事を知ってもらう。
続ける
人と技術を次の世代へつなぎ、「100年続く企業」という目標へ向かう。
※ 見えなくなる工程を、見える物語へ。完成した空間だけでは出会いにくい仕事と、その担い手を知る。それがこの特集の役割です。
空間をつくる人からの、ことば。

天井の内側や壁の下地は、完成すると見えなくなります。それでも、そこがしっかりできているかどうかで、毎日過ごす空間の心地よさは変わります。小西屋は1983年から、その見えない部分と、目に触れる仕上げの両方に向き合ってきました。
会社の財産は人です。未経験から技術を身につけた社員が現場を支え、高校での職業体験を通じて、次の世代にもこの仕事の面白さを伝えています。
GOOD CYCLE FESを通じて、完成した空間の裏側にある仕事を、少しでも身近に感じていただければ幸いです。
株式会社小西屋
代表取締役 秋山 大介
よくあるご質問
小西屋は、どのような会社ですか。
宇都宮市下平出町を拠点とする内装仕上げ工事会社です。天井や間仕切りの下地・ボードから、クロスや床の仕上げまでを手がけています。
LGSとは何ですか。
軽量鉄骨による下地のことです。天井や間仕切りの骨組みをつくる材料で、小西屋の仕事の土台になります。
クロスや床の張り替えも扱っていますか。
扱っています。下地の状態や工事内容によって施工方法が変わるため、個別にご相談ください。
小さな修繕でも相談できますか。
大規模な工事から小さな修繕まで対応しています。内容や条件は、お問い合わせ窓口へご相談ください。
工事の料金は決まっていますか。
定額メニューや面積単価はありません。依頼内容を伝えて、見積もりをご相談ください。
未経験でも働けますか。
未経験から技術を身につけた社員が現場を支えています。社内・外部の研修、資格取得費用の支援、道具類の貸与があります。募集職種は採用情報をご覧ください。
地域の学校では、どのような活動をしていますか。
高校で職業体験を行っています。2026年6月8日には、栃木県立馬頭高等学校(普通科)で、進路資料室の壁面を使ったクロス工事を生徒と一緒に行いました。
小西屋 会社情報
| 会社名 | 株式会社小西屋 |
| 創立 | 1983年4月 |
| 所在地 | 〒321-0903 栃木県宇都宮市下平出町522 |
| 電話 | 028-660-8588 |
| 事業 | 天井・間仕切り・クロス・床などの内装仕上げ工事 |
| 公式サイト | k-konishiya.co.jp |
※ 工事の内容、対応エリア、見積もりや工期は、お問い合わせ窓口へご相談ください。
空間づくりの相談も、働く相談も。
天井、間仕切り、クロス、床。内装工事や新規取引の相談、一緒に働きたい方の相談は、小西屋の窓口へ。