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白い暖簾を掛けた油伝味噌の店舗外観

栃木県栃木市

GOOD CYCLE PARTNER#51

油伝味噌と油伝麦酒とは栃木市嘉右衛門町の味噌蔵と クラフトビール

ABUDENGOOD CYCLE FES UTSUNOMIYA 2026 パートナー

味噌を受け継ぎ、
蔵に新しい味を。

油伝味噌株式会社は、栃木県栃木市嘉右衛門町で味噌を醸造・販売する会社です。味噌を料理として味わう「田楽あぶでん」と、2023年に始めたクラフトビールブランド「油伝麦酒」を通じて、受け継いだ商いを新しい食の時間へ広げています。料理に合わせて選ぶ味噌。素材ごとに味噌を塗り分ける田楽。地元の大麦と味噌を取り入れた麦酒。いまもこの場所で何をつくり、どう届けているのか。嘉右衛門町に続く醸造の仕事をたどります。

01
Company & Roots

油屋から味噌屋へ。嘉右衛門町で続く商い。

油伝の商いは、1781年(天明元年)に油屋として始まりました。味噌の製造を始めたのは幕末。創業時の油屋から味噌づくりへと、商いは形を変えながら受け継がれてきました。

いまの油伝味噌は、料理用の味噌や田楽味噌を製造・販売し、店では味噌を使った料理を出しています。2023年にはクラフトビールの製造・販売も始めました。味噌、飲食、麦酒という三つの入口を、同じ会社が持っています。

「油伝味噌」は会社と店の名、「田楽あぶでん」は飲食の場、「油伝麦酒」はクラフトビールのブランド。どこから知っても、嘉右衛門町で続く一つの商いにたどり着きます。

店頭に並ぶ味噌、厨房から出てくる田楽、味噌蔵で生まれた麦酒。昔からの味を届けることと、新しい商品をつくることが、同じ場所で続いています。

油伝味噌の店に残る木桶
店に残る、味噌の木桶
02
Miso for Every Dish

料理に合わせて、味噌を選ぶ。

4種類の料理用味噌の袋
4種類の料理用味噌
味噌と田楽の看板を掲げた店内
「味噌」と「田楽」の看板が迎える店内

油伝味噌の料理用味噌は4種類。色、粒の残し方、甘さや辛さが一つずつ違い、味噌汁や焼きおにぎり、和え物、ディップソースなど、合う料理も変わります。

毎日の汁物にするのか、食材に塗って焼くのか、野菜と合わせるのか。味噌を選ぶことは、次につくる料理を考えることでもあります。

  • No.1

    芳醇味噌赤・こし・甘口

    麹を多く使った、なめらかな舌触り。味噌汁や焼きおにぎりに。

  • No.2

    十麹粒味噌赤・粒・甘口

    粒を残した仕上がり。味噌汁や豚汁のほか、ディップソースにも。

  • No.3

    天然米味噌赤・こし・辛口

    大豆のうま味が持ち味。味噌汁や焼きおにぎりに。

  • No.4

    ゴールデン味噌白・こし・中辛口

    早造りの白味噌。料理の色を生かしたいときに。味噌汁や味噌和えに。

03
Dengaku ABUDEN

田楽の素材に合わせて、味噌を塗り分ける。

「田楽あぶでん」の一番人気は、豆腐、里芋、こんにゃくの田楽盛合わせ。素材ごとに、塗る味噌の種類を変えています。

味噌を袋の中で見るだけでなく、料理の上で出会う。一皿の中に、味噌を使い分ける仕事が表れています。豆腐、いも、こんにゃくの田楽は、単品でも味わえます。

もう一品が「伝兵衛もち」。上新粉をついたもちを、味噌で焼き上げます。盛合わせと一緒に、食事としても楽しめる一皿です。

店頭では田楽味噌も販売しています。こんにゃくや大根、なすなど、季節の野菜にかけて使える味噌です。店で知った味を、家庭の料理へ持ち帰れます。

豆腐・里芋・こんにゃくの田楽盛合わせ
田楽盛合わせ(豆腐・里芋・こんにゃく)
味噌で焼き上げた伝兵衛もち
味噌で焼き上げる「伝兵衛もち」
04
Brewing Since 2023

2023年、味噌蔵から新しい醸造へ。

味噌工場の一部を改装したブルワリーの内部
味噌工場の一部を改装したブルワリー(栃木県公式ファンサイトより)
サーバーから注いだ油伝麦酒のグラス
工場でできたてのビールを店内で

油伝味噌がクラフトビールの製造・販売を始めたのは2023年。ブランド名「油伝麦酒」には、受け継いできた「油伝」の名を冠しています。

ブルワリーは、味噌工場の一部を改装してつくりました。味噌をつくってきた同じ場所に、新しい醸造の仕事を加えた挑戦です。

定番は「蔵の街ラガー」と「カエモンエール」。原材料には麦芽、大麦、ホップに加えて、味噌が並びます。味噌屋が始めた麦酒であることは、物語だけでなく中身にも表れています。

味噌と麦酒は、同じ会社がつくる二つの醸造品です。味噌づくりも続き、今も両方が店に並びます。

05
Three Beers

三つの麦酒から、味づくりを知る。

お酒は20歳になってから。お酒を楽しむ日は、運転を控えてお越しください。

店では常時4種類の生ビールを、入れ替えながら提供しています。ここで紹介した3種類も、日によって入れ替わります。その日の銘柄と商品の仕様は、店舗と公式の案内で確かめられます。

蔵の街ラガーとカエモンエールの缶
定番の「蔵の街ラガー」と「カエモンエール」
白壁の蔵を背にした油伝麦酒のグラス
蔵の前で味わう、油伝麦酒
LAGER

蔵の街ラガー

ピルスナースタイルの定番。すっきりした味わいとキレが持ち味です。原材料は麦芽、栃木市産大麦、味噌、ホップ。

PALE ALE

カエモンエール

ホップを効かせたペールエール。麦とホップの香りのバランスがよく、飲み飽きない一杯です。

IPA

NIPPA IPA

軽やかな苦味とホップの香りが特徴のIPA。原材料に大麦麦芽、小麦麦芽、栃木市新波産の米、ホップ、味噌を使っています。

06
Local Barley & Miso

地元の麦と、自社の味噌を一杯に。

田楽と2種類の油伝麦酒
味噌を加えた麦酒と、味噌の田楽

油伝麦酒と地域の関係を具体的に示すのが、原材料です。蔵の街ラガーとカエモンエールには栃木市産の二条大麦を使い、隠し味に少量の自社の味噌を加えています。

NIPPA IPAは、新波の米を使う商品の企画・販売者から醸造を託された一杯。麦芽は栃木県産100%。原材料には栃木市新波産の米も加わります。素材をつくる仕事と、それを醸す仕事がつながっています。

産地、麦芽、味噌の使い方。名前の先をたどると、会社がどんな材料と向き合っているのかが見えてきます。

07
Heritage & Today

蔵を、今の仕事が続く場所に。

油伝味噌の敷地には、国の登録有形文化財(建造物)に登録された五棟の建物があります。店舗兼主屋、文庫蔵、東蔵、中蔵、離れです。

店舗兼主屋は、旧街道に面した商家の面影を伝える建物。文庫蔵は三階建ての土蔵、離れは縁側を備えた平屋建てです。一口に「蔵」と言っても、それぞれ異なる役割を持っていた建物です。

そして今も、味噌とクラフトビールは味噌蔵で生まれています。歴史ある建物に、今の生産と飲食の仕事がある。それが、油伝を訪れる意味です。

油伝味噌の敷地に建つ白壁の蔵
敷地に建つ白壁の蔵
緑に囲まれた油伝味噌の庭
緑に囲まれた敷地の庭
SHOP

味噌を選ぶ

売場で料理用味噌や田楽味噌に出会い、家庭の食卓へ持ち帰る。

DINING

田楽を味わう

味噌が料理にどう使われるかを知る。お酒を飲まない人にも、食の入口があります。

HERITAGE

建物と仕事を知る

建物の由来と、今の店や製品を重ねて知る。

08
Shop & Online

店で味わい、家の食卓へ。

明治後期の建物を改装した店内の飲食スペース
明治後期の建物を改装した飲食スペース
白壁の蔵を眺める中庭のテラス席とベンチ
蔵と庭を眺める縁台・テラス席

油伝味噌は、店での販売と飲食に加え、公式オンラインショップを開いています。料理用味噌、田楽味噌、クラフトビールなどが並び、商品ごとに使い方や保存の条件を確かめられます。

味噌と麦酒を合わせたギフトもあります。十麹粒味噌と、蔵の街ラガー・カエモンエールを組み合わせたセットなど、同じ会社がつくる味噌と麦酒を一つの箱で届けます。熨斗がけや発送にも対応しています。

店で食べた田楽をきっかけに、家で味噌を使う。味噌から、麦酒づくりにも関心を持つ。店舗と通販は、同じ会社を違う場面で知る窓口です。

麦酒は酵母無濾過のため、冷蔵保存が必要です。持ち帰りや贈り物でも、商品表示に沿った冷蔵保存が基本です。

酒類を含む商品の購入は20歳以上の方が対象です。味噌だけの商品もあります。

十麹粒味噌と缶ビールを詰めたギフトボックス
味噌と麦酒を組み合わせたギフト

09 / Good Cycle

嘉右衛門町の味と建物を、次の出会いへ。

油伝味噌には、地方創生につながる三つの役割があります。

一つ目は、味噌の食文化を、商品と料理で伝えること。店で売る味噌が田楽になり、素材に合わせた使い分けを知る入口になっています。

二つ目は、歴史ある場所を、今の仕事につなぐこと。登録有形文化財の建物で味噌と麦酒をつくり、料理を出す。嘉右衛門町の歴史を、今の食の体験とともに伝えています。

三つ目は、地域の原料を、新しい醸造品へ広げること。栃木市産の大麦や新波産の米が、醸造を通じて一杯の麦酒になっています。

発酵食品に関心のある人も、建物や街の歴史が好きな人も。それぞれの入口から、嘉右衛門町の仕事に出会えます。

  1. 01
    受け継ぐ味噌の商いと、歴史ある場所を守る
  2. 02
    醸す味噌と麦酒、二つの醸造品をつくる
  3. 03
    味わう田楽や麦酒から、発酵の食文化に触れる
  4. 04
    伝える店舗や商品を通じて、地域との接点をつくる
焼き台で焼き上げる田楽
田楽を焼き上げる

10 / Message

味噌と麦酒を醸す会社からの、ことば。

油伝味噌株式会社 代表取締役 小池 英太郎

油伝味噌株式会社
代表取締役 小池 英太郎

油伝は1781年に油屋として創業し、幕末から味噌をつくり続けてきました。受け継いだ味噌を届けること、そしてその味噌を田楽として味わっていただくことが、私たちの商いの中心です。

2023年には、味噌工場の一部を改装してクラフトビールづくりを始めました。栃木市産の大麦と自家製の味噌を使い、原点を忘れずに、すっきりとしたビールを目指しています。季節の限定品では、遊び心も大切にしています。

GOOD CYCLE FESをきっかけに、嘉右衛門町の味噌蔵と、そこで続く仕事を知っていただけたらうれしいです。

油伝味噌株式会社代表取締役 小池 英太郎

11 / FAQ

よくあるご質問

油伝麦酒は、味噌店とは別の会社ですか。

油伝麦酒は、油伝味噌株式会社のクラフトビールブランドです。味噌も麦酒も、同じ会社が嘉右衛門町でつくっています。

1781年から味噌をつくっているのですか。

1781年は油屋としての創業年です。味噌づくりは幕末から、クラフトビールの製造・販売は2023年からです。

ビールを飲まなくても楽しめますか。

味噌や甘酒の販売、田楽などの食事、コーヒーもあります。

田楽盛合わせには何が入っていますか。

豆腐、里芋、こんにゃくの三種類です。素材に合わせて、塗る味噌の種類を変えています。原材料やアレルギーは、店舗でたずねられます。

ビールの原材料は、すべて栃木県産ですか。

原料ごとに産地が異なります。定番二種は栃木市産の大麦を使い、麦芽は海外製造です。

麦酒は常温で保管できますか。

酵母無濾過のため、冷蔵保存の商品です。保存温度や賞味期限は、購入した商品の表示に従ってください。

営業時間や購入方法は、どこで確認できますか。

販売とお食事、平日と土日祝で時間が異なり、定休日は火曜・水曜(祝日は営業)です。最新の営業時間や臨時休業は、公式SNSをご確認ください。

12 / Information

油伝味噌会社情報

会社名油伝味噌株式会社
代表者代表取締役 小池 英太郎
本社〒328-0072 栃木県栃木市嘉右衛門町5-27(Googleマップ)
電話:0282-22-3251
創業・設立1781年 油屋として創業(味噌の製造は幕末から)
主な事業味噌の製造・販売/飲食「田楽あぶでん」/クラフトビール「油伝麦酒」の製造・販売
店舗・拠点油伝味噌・田楽あぶでん(本社と同じ)
販売:平日10:00〜16:00/土日祝10:00〜17:00
お食事:平日11:00〜15:30/土日祝11:00〜16:30
定休日:火曜・水曜(祝日は営業)
公式サイトhttps://abudenmiso.wixsite.com/website
公式オンラインショップ/Instagram

味噌を選ぶ日も、田楽を味わう日も。

嘉右衛門町で続く商いへ。店舗と商品の最新情報は、油伝味噌の公式サイトでご覧ください。
酒類を含む商品は20歳以上の方へ。飲酒運転はしない、させない。

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